ご無沙汰しております。
極一部の銘柄だけが強い5月相場に対応できず、連続プラスがストップ。
2023年初来パフォーマンス(5月末) +9.01%
§市況
・スマホ世界出荷、1-3月期14.6%減(前年同月比)で7四半期前年割れ。景気減速だが、
在庫は改善傾向。
・中国PMIが50割れで景気回復が弱い
・エヌビディア決算5-7月予想で、売上110億㌦(予想71.8億㌦)の衝撃。
・鴻海、AI関連サーバー販売が2023年下期に2倍以上
・先端半導体関連の23品目を輸出管理の規制対象に加えると経産省が発表
→ EDPが最初に業績への悪影響が出始めた
・DRAM、NANDメモリの2023年度2Q契約価格を13~18、8~13%下落に下方修正。
→ By調査会社Trendforce
・米国債務上限問題を解消。
・東証を外国人が9週連続の買い越し。2017年5月4週以来。
①半導体関連について
メモリやFPDは弱いが、AI半導体で強烈な買い材料になっている。NVIDIA決算からスタートして、過熱感が強い。半導体市場は23年後半に底入れ予想なので、メモリ系半導体も先取りで買われている。大丈夫?
②東証を9週連続買い越しする外国人
バフェットの掛け声からトレンドが変化した様子。5%金利による米国景気後退や、商業用不動産による金融不安が全く来ない。米国債の格下げ問題も完全に無視。株がめちゃくちゃ強い。この流れに逆らってはダメ。
③為替動向について
JOLTS求人件数が1,010.3万人(予想944万人)と強い求人の発表となった瞬間、円安に一瞬振れて直ぐに戻る動きでした。米国の高金利継続を意識してた円安でしょうが、維持できません出来た。その後、FRB高官が「6月FOMC金利据え置き」趣旨発言されて、円高になりました。為替は今後円安になるのか?日銀の円安牽制発言が相次ぐ中、注目です。
④6月の見通し
外国人の圧倒的な買いは、年末までの強い日本市場を現わす気がします。6月に下落があれば買っていきたいと思います。
§東証先物+現物の売買動向
買い越しが連続しますね。こんなのは見たことありません。6月SQへ大きく上昇しそう。