2023年3月31日金曜日

2023年3月を超えて

ご無沙汰しております。

金融不安で今月のプラスは厳しいと感じましたが、3カ月連続のプラスで安心。

2023年初来パフォーマンス(3月末) +7.23%


§市況

・SVB(スタートアップ融資)、シグネチャー銀行(暗号資産企業への融資)が破綻。大きな利益を上げた企業による巨大な預金を長期債で運用していたが、FRB利上げで長期債下が財務悪化を招いていた。財務悪化は預金流出を招き、破綻。ストレステストの範囲外銀行だったため、FRBが今後は中小銀行にもストレステスト実施を検討する。

・クレディスイスが破綻。単なる業績の悪化。各種の政府保証を付けてUBSが買収して、一件落着のはずだった。問題はAT1という劣後債(自己資本に組み入れれるが、利回りが高く破綻時の償還順位が低い)が株より先に、無価値となることである。AT1債は銀行間で広く利用されており、今回の件で投資家の安全性が悪化する。このため資金調達が困難になる銀行が現れる懸念が広がっている。これは重要。

・FRB上級融資担当者の調査では、今回の銀行破綻に伴う融資基準の厳格化は利上げ2%相当(GDPを-1.5%)

・新規失業保険申請件数は20万人弱で推移。雇用は非常に強い。

・前月までの利上げで実質金利が、自然利子率より高くなる金融引き締め状況へ転換。金融不安で、更に引き締め環境が強まる。

・社債スプレッドは金融不安後に急上昇。投資適格債で0.25%上昇、ハイイールド債で1%上昇。これは財務が弱い企業を更に追い詰める状況が悪化しており、更なる企業倒産が増える予告となる。弱い企業から淘汰されて、最終的には巨大企業が破綻する日本長銀パターンにならないことを祈る。

・原油価格下落から、中東諸国による株の売り圧力が懸念。



§東証から感じたコト

MSQ通過でも、裁定残が積み上がってます。更に225はMSQより下で推移してますね。指数は上値が重いと予想します。優良な個別を保持しつつ、指数でヘッジが良いかもですね。



§東証先物+現物の売買動向

現物を大きく売り越し、MSQで先物の清算が行われた売りですね。売り物がなさそうです。






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