2023年10月31日火曜日

2023年10月を超えて

ご無沙汰しております。

今月はマイナスでした。メインポジを抱えたまま市場に下げさせられた感じです。

2023年初来パフォーマンス(10月末) +29.51%


§市況

・テスラが出荷台数低下を受けて、モデル3とモデルYを約5%値下げ。米国自動車ローン金利が8%に迫る状況も関係している。開発している自社開発半導体D1を搭載した自動運転に特化したスパコンDojoの採用や、生産プロセス改善とBATT供給網の活用でコスト削減を行う。

・米国過剰貯蓄の上方修正が行われ、0.9→1.4兆ドルになった。今秋には貯蓄が枯渇すると言われていたが、今後20カ月は消費堅調と予測できるとのコト。米国経済は堅調さが続く。

・サムスン7-9月期半導体部門の営業損益は3兆8,000億ウォン(4,180億円)の赤字で、4-6月期4兆4,000億ウォンの赤字から改善。一時記憶DRAMがAI特需で回復したためと分析される。NANDは回復が遠い。この状況を受けて、日本の半導体銘柄が一斉高の現象が発生。今後の復活に期待が寄せられる。日本株で好反応したのは、ローツェ、野村マイクロ、トリケミカル、ハーモニック、東洋合成、ソシオ、ディスコ、芝浦、オルガノ、東京エレ、東エレデバ。

・10月4日米国下院マッカーシー議長が解任動議で解任されました。史上初の珍事。米国債務上限の繋ぎ予算で、共和党利益より民主党利益を優先した判断した一部の共和党議員により動議が可決。米国下院がマヒ状態に。今後の予算審議が停止され、混乱が予想される。

・TSMC3Q決算は純利益24.9%減であったが、CEOは見通しの明るさを語った。「過去数か月、PCとスマフォの消費者市場で需要の安定化が見られ始めた。在庫管理が想定より健全になっている」とCEO発言。熊本工場の2024年末稼働は計画通りであるとも語り、設備投資計画が順調であることも表明した。

・米テキサス・インスツルメンツの10-12月期(第4四半期)売上高見通しは、市場予想を下回った。産業機械向けを含む幅広い電子部品で需要がなお低迷していることが示唆された。CEOは発表文で7-9月(第3四半期)について「自動車分野の成長は続いたが、工業分野の低迷は広がった」と指摘した。

碧桂園のドル建て債について、初のデフォルトを確認した。ドル建て債のデフォルトは、碧桂園が資金繰りに行き詰まりディストレス状態に転落したことを浮き彫りにする。

・家計の超過貯蓄は2024年1Qに枯渇する(GDP増加前は23年末に枯渇予想)と推測。消費が今後は一層減衰する。BNPパリバの試算による。

§東証から感じたコト&10月の見通し

半導体市況は車とロジックは良いけど、メモリがダメって状況は改善しませんね。中国関連のメモリ事業はダメっぽい印象。これから詳しく見るけど、スクリーンとアドバンテストの差異は重点的に確認したい。

イスラエルとハマスについては衝撃だった。内容は書かないけど、今後は大規模テロが起きても不思議じゃないくらいに、揉めてる印象。リスクテイク意欲は低下させる。

一旦は上昇トレンドかと感じますので、11月は上昇に乗っていきたいです。


§東証先物+現物の売買動向

9月初旬から現物を叩き売って、9月下旬と10月当初に先物で下値を叩く勢力が出てきました。上田和男総裁の日銀上値目途1%の機動的な政策運営が明らかになり、マイナス金利維持でショートカバーが出ました。来週の投資主体別をしっかり確認したい。一旦は灰汁抜けで、少し上昇トレンドかと感じます。









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