2023年6月30日金曜日

2023年6月を超えて

ご無沙汰しております。

先月の負けを跳ね返して、年初来高値を更新。プラス再開。一安心です。

2023年初来パフォーマンス(6月末) +14.01%


§市況

・6月ダラス連銀製造業景気指数(前月比)が-23.2(+5.9)と改善したが、企業コメントとして「今後、数カ月は顧客の事業不振による在庫調整が続くため事業活動が鈍くなる」と記載され、リセッションが意識される。

・6月29日、米国マイクロンはSECへの報告で、「中国当局から重要情報インフラへのセキュリティリスクがあり、国家安全に影響がある」との指摘を明らかにした。中国国内のサーバメーカは、マイクロン製メモリの搭載を停止した。マイクロン製品は競争力が低く、中国当局の調達禁止への対応は容易と中国国内メーカは判断した。これを受けて、東証の半導体株は若干の弱さを見せた。

・マイクロン3-5月期決算は赤字額が前期より縮小し、売上・EPSともに予想より上昇。マイクロン幹部はAI関連を含む需要増や業界全体の減産は「収益状況は底を打った」と発言。半導体の先行きが明るくなった。

・ISM製造と非製造共に悪い状況でも、米国GDP1Qは+2.0%。非常に強い環境です。リセッション懸念や利上げの影響を跳ねのける強さ。これには追従するしかありません。




§東証から感じたコト&6月の見通し

①ソシオネクストのS安について

今年前半に圧倒的な強さを誇ったソシオネクスト(MAX時価総額8,000億以上)がS安を付けた。相場を牽引した銘柄が大きく下落するのは、相場トレンドの転換を示します。


②リバランスするGPIF

機関投資家は株や債券の保有比率が決まっているので、急騰した株の割合が大きくなる。この保有比率を適正化するために株を売る機関投資家が、中間期末6月末に発生する。様々な機関投資家の売り圧力は4兆円存在する。更に7月7、10日にETFが配当金の捻出売りとして、1兆1,000億円超えの売り圧力が存在する。


③中国株から日本株へ

欧米投資家が中国リスクを敬遠して、日本株を購入し始めてると報道されています。真偽は不明ですが、日本の経済的な好調は事実です。この業績で買われる?と感じる高配当株もありますが、逆らっても無意味と思います。


§東証先物+現物の売買動向

現物が売り越しに転じました。相場の転換点かもですね。一時的に下落した場合の挙動を確認していきたいですね。裁定買い残も大きく膨らんでおり、更に積み上げるエネルギーがあるかを確認したいです。長期な上昇であれば、目先高値の株数を超えて行くでしょう。












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当ブログの内容(コメント・過去ブログ含む)や紹介しているデータは、個人見解です。各種データの信頼性は保証しません。また、特定銘柄への投資を推奨していません。このため投資は自己責任でお願いします。

 



2023年6月2日金曜日

2023年5月を超えて

ご無沙汰しております。

極一部の銘柄だけが強い5月相場に対応できず、連続プラスがストップ。

2023年初来パフォーマンス(5月末) +9.01%


§市況

・スマホ世界出荷、1-3月期14.6%減(前年同月比)で7四半期前年割れ。景気減速だが、

 在庫は改善傾向。

・中国PMIが50割れで景気回復が弱い

・エヌビディア決算5-7月予想で、売上110億㌦(予想71.8億㌦)の衝撃。

・鴻海、AI関連サーバー販売が2023年下期に2倍以上

・先端半導体関連の23品目を輸出管理の規制対象に加えると経産省が発表

  → EDPが最初に業績への悪影響が出始めた

・DRAM、NANDメモリの2023年度2Q契約価格を13~18、8~13%下落に下方修正。

  → By調査会社Trendforce

・米国債務上限問題を解消。

・東証を外国人が9週連続の買い越し。2017年5月4週以来。

・建設資材価格指数が鈍化傾向



§東証から感じたコト&6月の見通し

①半導体関連について

メモリやFPDは弱いが、AI半導体で強烈な買い材料になっている。NVIDIA決算からスタートして、過熱感が強い。半導体市場は23年後半に底入れ予想なので、メモリ系半導体も先取りで買われている。大丈夫?


②東証を9週連続買い越しする外国人

バフェットの掛け声からトレンドが変化した様子。5%金利による米国景気後退や、商業用不動産による金融不安が全く来ない。米国債の格下げ問題も完全に無視。株がめちゃくちゃ強い。この流れに逆らってはダメ。


③為替動向について

JOLTS求人件数が1,010.3万人(予想944万人)と強い求人の発表となった瞬間、円安に一瞬振れて直ぐに戻る動きでした。米国の高金利継続を意識してた円安でしょうが、維持できません出来た。その後、FRB高官が「6月FOMC金利据え置き」趣旨発言されて、円高になりました。為替は今後円安になるのか?日銀の円安牽制発言が相次ぐ中、注目です。


④6月の見通し

外国人の圧倒的な買いは、年末までの強い日本市場を現わす気がします。6月に下落があれば買っていきたいと思います。


§東証先物+現物の売買動向

買い越しが連続しますね。こんなのは見たことありません。6月SQへ大きく上昇しそう。










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