2019年3月19日火曜日

鉱工業生産指数から読み解く景気動向?X+Yの法則? 2019/3/19

思考方法として、常に島田紳助さんX+Yの法則を意識しています。自分の出来ることX理解して、外部の環境Yを調査し続ける。
僕は↓のインタビューで「昨年末から、いよいよ株高の終わりがきたのかな?と感じています。」っと発言しました。これは外部環境の変化を意識したことからの発言でした。

2018年は1億稼いだ資産5億の投資家が「いま警戒していること」 ハーバー・ビジネス・オンライン

どんな外部環境の変化かというと景気の後退です。日々、景気後退が実現してるかの確認はどうしようかと考えていました。そこで鉱工業生産指数に注目していました。

§鉱工業生産指数とは
経済産業省のサイト で確認すると、以下の説明になります。
鉱工業製品を生産する国内の事業所における生産、出荷、在庫に係る諸活動、製造工業の設備の稼働状況、各種設備の生産能力の動向を捉え、また、生産の先行き2か月の計画を把握することで、日本の生産活動をいち早く把握します。(経済産業省Webより)
~鉱工業生産指数の説明は以上~

この指数でデータは色々あり、品目別にデータが出ています。例えば電力用電線・ケーブルやポンプなど製品っぽいモノから、軸受けやトランジスタなどの部品っぽいモノまで細かく分かれて集計されています。それぞれに生産・出荷・在庫・在庫率を記載されるという充実ぶり。
僕は景気を判断するのは「商品が出荷できているか」を見るのを目安にしようと考えました。そして日本の景気に大きな影響を与えるのが電子機器のスマートフォンと設定し、鉱工業生産指数の「半導体製造装置」と「フラットパネル・ディスプレイ制御装置」に注目してみます。以下に2015年を100とした「半導体製造装置」と「フラットパネル・ディスプレイ制御装置」の出荷データをグラフ化しました。



このグラフから分かるように、日本の景気に大きな影響を与える「半導体製造装置」と「フラットパネル・ディスプレイ制御装置」の出荷は2018年3月近辺をピークに下落トレンドです。
この一点だけで景気後退と言うのは無理がありますが、出荷が下落トレンドであることは覚えておいたほうが良いですね。
また、統計データは過去の事実を映し出すだけなので、未来を予想する投資とは無関係であるって意見も尊重します。
大事なのは外部環境の変化Yを事実として認識することです。事実を知って、そこから自分の出来ることXで、投資としてどんな勝負をするか?
第一歩はそこからでしょう。



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2019年3月10日日曜日

日経ヴェリタスに掲載 2019/3/10

2019年3月10日の日経ヴェリタスさま「個人投資家、七転び八起き」に掲載していただいた様です。 インタビューを受けて、記事の内容を未だに見てないので不安な気持ちがありますが、、、(汗)

ご興味があればご覧ください。

なお、掲載文面は僕も知らないので、明日にでも見てみようかな、、、

https://www.nikkei4946.com/syoukai/vs/