色んな成功物語や体験談を聞いても、ほとんど感動しないんですよね。
最近見たBohemian Rhapsodyも楽しい映画だけど、全く感動はしなかった。
何故かというと、殆どの成功物語や体験談、映画って美化して書かれてるから。
心の中で「そんなに上手く行くわけ無いじゃん(笑)」って突っ込んでしまう。
フレディの才能が素晴らしいのは認めるけど、僕を含めた殆どの人は才能がない。
だから、才能ない人が成功するには悔しくても恥ずかしくても、
(精神的な場合を含めて)土下座しなきゃならない場面が出てくる。
そういう場面が出てくる成功物語や体験談、映画って殆どないんですよね。
珍しく、そういう場面がじっくりと描かれているドラマがあったので、紹介します。
TLでは突っ込みポイント満載の下町ロケットです。
下のセリフの状況は、自社の設計ミスが発覚したGEAR GHOST社長:伊丹さんが、
設計修正をするための検討会をしている場面。
不義理をしまくった佃製作所に特許使用許諾を依頼するしか方法がないと分かった場面。
ダイダロス社長:重田「こうなった以上、佃に頼むしかない。」
「君が責任を取れ。佃とは何度も面識があるだろ」
GEAR GHOST社長:伊丹「
あるにはありますが、話し合いに応じるとは」
ダイダロス社長:重田「それでもやるしかないんだよ。」
「このまま何もしなかったら、
どうなるか分かってるんだろうな」
「俺は二度も会社潰すことになるんだ」
「お前も社員を路頭に迷わせたいのか?」
「待ってるのは地獄しかないぞ」
「お前はもうにげらないんだ。」
「ここを凌ぐしか生き残る道は無いんだ。
土下座でも何でもしろ」
「何としても、佃製作所からライセンス契約取り付けろ」
「佃に殴られようが、蹴られようが」
「お前はやるしかないんだよ」
こういう経験をしてる人って、気迫と眼光が違うんですよね。
でも、殆ど見たことがないです。
色んな場面で、今は成功してる人を見る機会が多いですが、ほとんど見ません。
景気後退が囁かれている現在、どれだけの成功者が生き残れるか確認していきたいです。
僕ですか?生き残れるかは分かりませんが、目標のためなら直ぐ土下座します。
沢山、土下座してきました。さて、生き残れるか?