ご無沙汰しております。
ごちゃごちゃが全くかみ合わず。今年は頑張ります。
2024年初来パフォーマンス(9月末) ー6.97%
§市況
・米国主要500社4-6月期決算は、前年同月比+13%と4四半期連続の増益だった。高金利が消費と製造業を減退させたが、AIや関連テックと一部小売りの決算が好調。
・新米が前年比+50%以上高い値段で販売されている。日経POS(販売時点情報管理)によると、あきたこまち約3,500円/5kg(前年2倍)、埼玉県産彩のかがやき2,600円(前年比+80%)。JAグループが農家に支払う集荷金が2~4割上昇し、肥料や生産コスト上昇が反映された。
・コマツが今期の値上げペースを緩める。コロナ禍では流通停滞で値上げがしやすかった。また、金利が高止まりする状況でも値上げは容易だったが、金利低下が見込まれる北米では、買い控えが起きている。
・8月米国ISM製造業指数は47.2(予想47.5)と悪化。不況時には42以下となるのが目安。新規受注44.6(前回比-2.8)、支払価格54.0(前回比+1.1)、雇用46.0(前回比+2.6)。インフレ下げ止まり、受注悪化。雇用は改善って印象。経済が不況に突き進んでるけど、雇用だけは確保って印象がありますね。FRBが雇用を在住要するなら利下げ幅は小さくなりそう。
・8月米国ISM非製造業指数は51.5(予想51.4)と回復。不況時には42以下となるのが目安。新規受注53.4(前回比+0.6)、支払価格57.3(前回比+0.3)、雇用50.2(前回比-0.9)。インフレ再燃、受注復活。雇用が低下。単なる景気は回復傾向だが、雇用は停滞って印象。
・TOPIX採用2月3月決算企業の2024年度の予想純利益は会社予想で、ー3.2%(8月予想)となった。5月末での市場予想ー5.8%から改善。市場予想では+3.8%(8月予想)で、5月末の市場予想は+1.7%と共に改善した。
・米アップルは9日に新型スマホ「iPhone16」4機種を発表したが、市場では機能面での新味に乏しく需要喚起にはつながらないとの見方が出た。太陽誘電、村田製作、TDKなどアップル銘柄が軒並み安。16日には注文から受け取り迄の「待ち時間」が昨年モデルより短くなっているため、iPhone16の需要不足が指摘されている。また、Apple Inteligenceは英米護憲のみ2024年で、日本語は2025年から。iPhone性能が大きく向上しないのも需要見通しが弱い理由である。
・FRBは9月FOMCで0.5%利下げを実施した。2024年末は4.4%(年内に0.5%追加利下げ)、2025年末は3.4%(2025年に1%利下げ)、2026年は2.9%(2026年に0.5%利下げ)の見通しを公表した。理由としては2024年末に失業率を4.4%(今後は急速な悪化見通し)、実質GDPを2.0%(19日現在のGDPナウは2.9%なので、急速な悪化)としている。市場では、この急速な悪化は利下げを正当化する強引な予想と言われている。
・8月の訪日客は293万3000人の過去最高と発表された。7月の329万2500人には及ばなかった。中国人観光客が地域別1位となった。
・米国バイデン政権は、中国とロシアの部品やソフトを使用したコネクティッドカーの輸入と販売を禁止する。通信機能による遠隔操作や情報漏洩を防ぐ狙い。規制は2027年モデルから順次適用する。
・米国マイクロン6-8月期決算は、売上高77億5000万ドル(+93.3%)、純利益8億8700万ドル(黒字転換)、EPS1$18セント(予想上回る)と好決算でした。9-11月期売り上げ予想も87億ドルで市場予想82億7500万ドルを大きく上回り、生成AIの期待の高さを実現しました。日本市場ではマイクロニクスを中心に大幅高
・石破茂が内閣総理大臣に就任。第一回目投票では、高市早苗が議員票72、党員票109で圧勝。石破茂は議員票46、党員票154であった。第二回投票が15時直前で、開票が15時40分ごろ。石破氏に決まった瞬間に相場は暴落。ここからの逆転劇は衝撃。選挙戦では金融所得課税、利上げなどを掲げていたが、首相になった瞬間に全て取り下げる。最早、首相は誰がなっても良いのだろうと感じた。
・日本の8月鉱工業生産の電子部品・デバイス工業は、
生産:前月比:+2.2%・前年同月比: +16.2%、
出荷:前月比:ー0.4%・前年同月比: + 3.7%、
在庫:前月比:ー4.8%・前年同月比: ー25.8% となった。
出荷ー在庫:前月比:+4.4%・前年同月比+29.5%と7月(+46.6%)からは大きく悪化した。3か月平均は+32.9%。在庫循環としては、在庫増・出荷増 → 在庫増・出荷減と景気下落な方向に進んでいる。
§東証から感じたコト&10月の見通し
石破茂総裁が、選挙戦と全く違う発言をしてることに衝撃です。支持率も51%。信頼度が全くありません。9日解散で衆議院選挙が始まります。こんなに信頼度が無いのに、選挙で勝てるのでしょうか?200日平均やEPSが上昇傾向なので、下落トレンドにはならないと思います。しかし、大きく上昇するような日本の発展は望めるのか?ポジションも軽くしてます。
§東証先物+現物の売買動向
外国人の売買動向(現物+先物)は、9月第1週0.762兆売り越し、9月第2週1.096兆売り越し、9月第3週0.758兆売り越し、9月第4週0.946兆売り越しと、外国人に大きく売られた月。よくこれで日経平均の価格を維持できたなって印象です。
