2024年8月30日金曜日

2024年8月を超えて

ご無沙汰しております。

暴落の最中にゴチャゴチャやって、何とか今年プラスを維持(笑)。今年後半は頑張ります。

2024年初来パフォーマンス(8月末) +1.46%


§市況

・7月米国ISM製造業指数は46.8(予想48.8)と悪化。不況時には42以下となるのが目安。新規受注47.4(前回比-1.9)、支払価格52.9(前回比+0.8)、雇用43.4(前回比-5.9)。インフレ下げ止まり、受注悪化。雇用は悪化加速って印象。経済が不況に突き進む印象がありますね。

・7月米国ISM非製造業指数は51.4(予想51.0)と回復。不況時には42以下となるのが目安。新規受注52.4(前回比+5.1)、支払価格57.0(前回比+0.7)、雇用51.1(前回比+5.0)。インフレ再燃、受注復活。雇用も大復活。単なる景気底入れって印象。

・1日に発表された米国アップルの3Q決算は市場予想を上回る増収に転じた。中国での販売減速を他地域でカバーした。市場ではGUで始まったが、陰線マイナスで終了。市場予想を超えたのに、陰線マイナスで終了した意味合いは深く受け止める必要がある。iPhone売上は前年比-0.9%、サービスが+14.1%ともに予想上回る

・米国バイデン大統領が選挙からの撤退を表明し、ハリス副大統領が選挙戦に名乗りを上げた。検事出身、女性、有色人種の経歴でトランプ対立軸を明確にした。2日現在の支持率ではトランプを上回る。トランプVSバイデンの老人対決に嫌気がさした状況では、出馬当初は人気が沸騰するが今後の推移を見守りたい。

・NVIDIAがAI半導体関連で、米国司法省から独禁法調査を受ける。複数のクラウドプロバイダに同社製品を購入するように圧力をかけたとの主張。この報道を受けてNVIDIA株価は下落している。連動してNASDAQも下落。

・インテル4-6月期決算は予想を大きく下回り、配当停止となった。全体15%の15,000人社員を解雇する。

・新潟県JAグループは、産地を指定しない一般コシヒカリ1等米は1俵(60kg)で17,000円(前年比+22%)とした。昨年の23年度は+200円であり、大幅な値上げとなる。新潟産の直近スポット価格は28,050円(平成の米騒動では52,500円)。要因はインバウンド消費増加、他食品よりも割安がある。生産者側では、肥料や電気代のコスト高で利益が残らない状況であった。9月から新米が出回るが、小売価格は想定以上の高価格で販売される可能性がある。

・7月の訪日客は329万2500人の過去最高と発表された。6月は313万5600人と2カ月連続の過去最高となった。中国人観光客が地域別1位となり、2022年10月処理水の中国抗議から回復傾向の観光客数となる。韓国、台湾、米国など19ヵ国で7月として過去最高となった。1-6月消費額は3兆9,070億円であった。

・米国個人消費の内訳は、上位20%の富裕層が40.7%を消費し、下位20%低所得層が8.8%を消費する。富裕層の消費が揺るがなければ、米国個人消費は揺るがないと報道された。FRB金融政策は個人消費に注目され、取り残される低所得者層が明確に。

・フライドポテト卸大手のラムウェストンの販売数量は4四半期連続で減少。卸先のレストランの客数が減少しているため。マクドナルドでさえ2Q決算で売上は横這い。他店から客を獲得しても、インフレ対策の内食に客を奪われている。

日本の7月鉱工業生産の電子部品・デバイス工業は、

生産:前月比:+9.7%・前年同月比: +20.4%、

出荷:前月比:+6.8%・前年同月比: +15.4%、

在庫:前月比:+2.2%・前年同月比: ー26.2% となった。

出荷ー在庫:前月比:+4.6%・前年同月比+46.6%と6月(+22.8%)からは大きく改善した。3か月平均は+35.7%。在庫循環としては、在庫増・出荷減 → 在庫増・出荷増と景気絶好調な方向に進んでいる。


§東証から感じたコト&9月の見通し

8月の暴落は衝撃でした。10年以上相場をしてますが、世界的な理由なくこのスピードで下落するのは初体験でした。暴落への対処は何度もシミュレーションしてるので、問題ありませんでした。しかし、ポジション管理が想定とは全く合わず、8月をマイナスで終えてしました。信用ポジションが整理されたと言われてるが、裁定や信用残を見るとそこ迄改善されてない。まだまだ買い意欲が旺盛な感じがします。大統領選前の9,10月は荒れる格言を意識して、底値で仕込みたい。9月は下落傾向かもしれません。


§東証先物+現物の売買動向

外国人の売買動向(現物+先物)は、8月第1週0.7兆売り越し、8月第2週0.07兆買い越しと外国人に大きく儲けられてしまった週。


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2024年8月2日金曜日

2024年7月を超えて

ご無沙汰しております。

今月はプラスです。ポートフォリオを大幅変更が功を奏したようです。今年後半は頑張ります。

2024年初来パフォーマンス(7月末) +5.06%


§市況

・6月米国ISM製造業指数は48.5(予想49.1)と悪化。不況時には42以下となるのが目安。新規受注49.3(前回比+3.9)、支払価格52.1(前回比-4.9)、雇用49.3(前回比-1.8)。インフレ落ち着くが、受注改善。雇用は悪化って印象。経済が底打った印象がありますね。

・6月米国ISM非製造業指数は48.8(予想52.7)と悪化。不況時には42以下となるのが目安。新規受注47.3(前回比-6.8)、支払価格56.3(前回比-1.8)、雇用46.1(前回比-1.0)。インフレ落ち着くが、受注ダメ。雇用もダメ。単なる景気後退って印象。

・米国大統領選挙の第一回討論会を終えて、トランプの圧勝が濃厚になって来た。バイデンは体力に問題があるコトを露呈し、直前の外遊疲れで「ステージで眠気が激しかった」と自白した。トランプ大統領となった場合のシナリオとして、①ガソリン・HEVの復活、②減税の税制赤字による金利上昇と円安と日本株に好影響が予想される。対する悪影響を検討すると、①移民規制で雇用者数が激減、②金利上昇と財政出動でインフレ再燃となる。現在の好景気は移民の低賃金労働者が支えていると言われている。移民が減少すれば雇用減が明らかになり、賃金低下傾向も底打つ。即ち、トランプ当選初期は好感する株高となるが、徐々に雇用減の不景気とインフレのスタグフレーションとなると想定している。

・日本企業は2029年までに5兆円規模の半導体投資を行う。ソニー、三菱電機、ローム、東芝、ルネサス、富士電機などが、パワー半導体やセンサーとロジック分野に集中投資する。これを受けて、半導体銘柄は7月10日に一斉高した。

・法人向けPCレンタル料金が前年同月比で30%上昇している。レンタルバスターによるとPCレンタル5月料金は7,140円/台で、前年同月比+1,680円(+31%)であった。人材確保のための研修強化や業務効率化のためのPC更新需要が背景となる。今後は更なる値上げとなる背景が、4月からのOfficeサブスクリクションの値上げがある。

・米国半導体協会(SIA)によると、5月世界半導体販売額は491億5千万ドル(前年同月比+19.3%)となった。2年1か月ぶりに高い伸びとなり、在庫調整が進んだと考えられる。

・今春発売のiPhone16の目標出荷台数が、半年間に9,000万台(全機種から+10%)が目標と伝わった。日本のiPhoneサプライヤーは、TDK、村田製作、太陽誘電、ミネベア、ニデック、アルプスA、ヒロセ電、航空電子、京セラ

・FRBパウエル議長は9日に議会証言で、「米国経済は加熱した状態では無い。インフレは2%目標を上回っている現状だが、インフレだけが焦点ではない。労働市場はバランスを取り戻したようだ」と利下げへの可能性を言及した。

・ASMLが17日に発表した2Q決算は、売上62億ユーロ(計画中央値の5%上回る)、受注は56億ユーロ(前四半期の1.6倍)となった。受注はメモリー向けが回復し、EUV向け露光装置は前四半期の3.8倍の受注獲得となった。

・米バイデン政権は対中国半導体規制で追加制裁を検討している。外国直接製品規制(FDP)の名称で、米国製品の技術を少しでも使用した外国製品に適用する。対象はレーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコ、ローツェなど。

・共和党の政策綱領は、①米国の軍事力強化と同盟国への負担増加要求、②暗号資産とAIの規制緩和、③住宅初回購入者への税優遇

・河野太郎デジタル相、茂木幹事長、トランプ大統領候補の相次ぐ円高発言で市場が円高に振れる。日銀政策決定会合

・日銀政策決定会合で、①0.25%の利上げ、②国債購入額3兆円(1-2年掛けて)の政策が決定された。この政策は東京市場の後場に出され、織り込み済みと判断しで株価上昇。会議後の記者会見で、金利上昇は条件次第で上げていく意欲を見せた。この意欲で為替市場は円高が強く進んだ。株式市場も時間外で大きく下落し始める。

日本の6月鉱工業生産の電子部品・デバイス工業は、

生産:前月比:ー5.8%・前年同月比: ー2.2%、

出荷:前月比:ー4.5%・前年同月比: ー6.5%、

在庫:前月比:+4.0%・前年同月比: ー29.3% となった。

出荷ー在庫:前月比:ー8.5%・前年同月比+22.8%と5月(+37.8%)からは悪化した。7月生産見込み:+7.0%。在庫循環としては、在庫微減・出荷増 → 在庫増・出荷減と悪い方向に進んでいる。


§東証から感じたコト&8月の見通し

このブログを書いてる時点で8月の暴落を見てるので、今月はノーコメントとします。詳しくは来月に記載します。


§東証先物+現物の売買動向

外国人の売買動向(現物+先物)は、7月第4週1.57兆売り越し、7月第3週0.8兆売り越しと2週大きく売り越し。


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