プロとは何か、、、、
個人投資家という、世間的に未認識で曖昧なプロ稼業をして、疑問に思うことがある。
プロサッカー選手、医師、公務員、会社員、弁護士、、、、
これらは全員がプロだ。誰もが認めるであろう。
プロサッカー選手なら、チームとプロ契約をすることでプロとして認知される。
医師・弁護士・公務員なら、資格試験に合格して各種団体と雇用契約などをしたり、
開業する。これらを経てプロとして認知される。
さて、個人投資家はどうだろう?
個人投資家に資格試験はない。各種団体と雇用契約する人も少ない。
むしろ、巨額の富を得た個人投資家で、各種団体と雇用契約した事例を聞いたことがない。
プロの個人投資家と説明しきれる表現は何だろう?
この思案を始めるキッカケは5年以上前になる。
とあるの知り合いの弁護士(株で勝ててない)から
「僕と響煇さんは同じ個人投資家ですね。」と言われたのが、思案のキッカケとなった。
瞬間的に僕は「全然違うでしょ」って思ったが、言葉にはしなかった。
違いを説明しきる自信がなかったからだ。
最近、グラゼニ(グラウンドには銭が埋まっている理論)って漫画を読んで、
知り合い弁護士と僕の違いを理解する手掛かりとなった。
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主人公:凡田夏之助が8年目中継ぎ投手で年収1,800万円から、物語は始まる。
紆余曲折あって、数年後に日本一に貢献したセットアッパーとなります。
翌年、思惑が交錯する中、チームが求める雰囲気に流される2軍で燻る後輩の指導をする。
チームが求める投手の雰囲気は、球威あるストライクで堂々と勝負する男らしい投手。
しかし、彼が後輩に指導した内容は、際どい四球を出す練習。
チームの求める投手とは異なる。
主人公の凡田は140㎞/時台がMaxの投手で、球威で押す投手ではない。
キレとコントロールで一流打者を打ち取る投手であり、本人も自覚している。
場面によっては、ストライクで勝負できない。
そして、2軍で燻る後輩投手に球威はない。
だからこそ、ボール球を際どくコントロールする技術が必要だと2軍で燻る後輩に説く。
そうやって、凡田は日本一のセットアッパーになり、必死に銭を稼ぎまくってきた。
プロ野球選手は、勝って銭を稼ぐからプロである。出来なければ球団と契約が無くなり、
野球をする場所を奪われる。
このシーンを読んで、プロとは何かを改めて感じました。
自分の能力を確認し、相手(世の中の流れ)を理解して、
自分に出来ることは何かを考える。そして、自分に出来ることは何かを設計して勝負する。
その勝負にトータルで勝ち、銭を稼ぎ、自分の生活を維持する。
これが出来るのがプロと、僕は表現したい。
「単純にプロ球団と契約した選手」や、「大手ファームと契約した弁護士」は
プロのスタートラインに立っただけ。
そこから自分に出来ることは何で、何の勝負をし、トータルで勝ち続け、
自分の生活を維持して、プロと分類できると思う。
僕はこれからもプロ個人投資家として、勝負を設計しながら挑戦していきたいと思います。
年初来パフォーマンス +33.27%(2020年9月末)
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