ご無沙汰しております。
今年は頑張ります。
2025年初来パフォーマンス(1月末) +1.01%
§市況
・1月米国ISM製造業指数は49.3(予想48.2)と悪化。不況時には42以下となるのが目安。新規受注52.5(前回比+2.1)、支払価格52.5(前回比+2.2)、雇用45.3(前回比-2.8)。受注は改善。雇用は悪化って印象。支払い価格が上昇だから、インフレが再燃化。製造業はどっち?って印象。雇用を削減インフレだから、経済が悪化に突き進んでる?。
・12月米国ISM非製造業指数は52.1(予想55.5)と回復。不況時には42以下となるのが目安。新規受注53.7(前回比-3.7)、支払価格58.2(前回比+0.1)、雇用51.5(前回比-1.5)。インフレ再燃、受注低下。雇用が低下。単なる景気はインフレで、雇用は停滞って印象。悪化しそう、、、
・米アップルはiPhone16の価格を、中国で値下げすると発表。中国製スマフォとの競争が激しく、巻き返すためと見られる。関連する太陽誘電などの部品メーカは苦境に立つ可能性も。
・主要小売業2024年9-11月期の営業利益は前年同月比ー5%となり、コロナ緊急事態宣言2021年9-11月期以来の減益となった。2023年12月-2024年2月期までは9四半期連続でプラスとは対照的。インフレにより家計の購買力が低下し、人件費増加で収益力が低下している。帝国データバンクによると2025年1-4月期も値上げ品目は6,000以上と、2024年の約半数になる。
・TSMCの2024年10-12月期決算は売上高、利益共に過去最高となった。7nm以下の先端iPhone向け半導体や、AI半導体生産をほぼ総撮りしている。2025年は売上が20%増、設備投資計画が40%増の380~420億ドルの3年ぶり過去最高更新を見込む。米国アリゾナでは2nm半導体を2025年に製造装置を持ち込み始める。しかし、トランプ「台湾が米国半導体ビジネスの全てを奪った」発言で、関税によるTSMC妨害がリスクとして残る。米国工場誘致に対する補助金の削除も想定される。
・DRAM12月大口取引がDRR4型8ギガで1.86ドルと前月比-2%。下落は4カ月連続。4ギガでも1.43ドルと4カ月連続下落。中国でのPC需要が弱いため。
・DeepSeekショックが発生した。大規模言語モデルで、560万ドル2か月で開発したと発表。NVIDIAの中国向け機能制限版H800という低価格GPUで開発した。性能はOpen-AI O1相当でNVIDIAのH100を使用している。開発コストはDeepSeekで550万ドル(8.7億円)、OpenAIは10億ドル(1500億円)と推定されている。DeepSeekはオープンソースで利用可能。今後のAI開発で低価格GPUが利用でき、費用が抑えらえると想定された。このため高価格GPUで恩恵を受けた半導体製造装置や先端半導体材料株が暴落し、NVIDIAも1月27日約17%下落した。
・米国トランプ大統領はDeepSeekについて、「素晴らしい技術と称賛」。規制の考えは示さなかった。しかし、マイアミでの共闘下院議員会議で「近い将来に外国で生産された半導体や医薬品に関税を課し、米国内での生産を促す」と関税を予告した。Conusumer Technology Association(CTA)の試算で価格がノートPCとタブレットで+46%、スマフォで+26%となる可能性があると報告。トランプ大統領は更にインテルなどの半導体メーカに米国内で工場建設の補助金「CHIPS及び化学法」を撤廃し、補助金を廃止する意向。
・テスラはロボタクシーを6月にテキサス州オースティンで開始する予定で、その他の都市でも年内に運行を始める。
§東証から感じたコト&2月の見通し
アドバンテストが素晴らしい第3四半期決算を発表しました。
通期予想で、売上高1,650億円 → 2,260億円、純利益1,220億円 → 1,670億円
と上方修正。コンセンサスが売上高2,100億円だったのでサプライス決算となった。
直前にはDeepSeekショックで先端半導体不要説が流れて、株価10,000→8,100円まで売られた。しかし、この決算を受けて株価9,000円を回復できずに決算後の値動きとなった。これは非常に重要な値動きで、ここまでの決算でも高値を奪回できないと判断できる。ここから何があれば、半導体株は高値を更新できるのか全く分からなくなった。
日経平均は半導体関連株に大きく作用されるので、2月の上昇は厳しいかもしれない。
§1月に強かった銘柄
工事採算の改善で2Q上方修正があったので、更なる改善が3Q決算で出るとの期待から上昇
●2502:アサヒグループHD
2Q業績が頭打ちで、米国保健福祉省ビベック・マーシー医務総監が「アルコール飲料に健康面でのリスクを警告表示するコトが死者数を減らす効果がある」と見解を示して下落していた。そこからのリバウンド局面
●6506:安川電機、6954:ファナック
決算自体は弱いが、中国の2024年第4四半期GDP+5%などで業績回復期待で買われた。機械受注の回復(トランプ関税の駆け込みと言われているが、、、)や、6000元以下のスマフォに15%の補助を付けることが好感されている。
●7013:IHI
好業績に加え、米トランプ大統領の防衛費増額要求による更なる業績拡大を意識した上昇。
●8801:三井不動産
日銀追加利上げを十分に織り込んだリバウンド上昇。
●9983:ファーストリテイリング
コンセンサス通りの決算だったが、中国の苦戦で計画を下回った。このため決算後は売り込まれたが、織り込んでリバって来た。
§東証先物+現物の売買動向
外国人の売買動向は、
※上記数値はフィクションです。
外国人は12月第5週~1月第3週まで、怒涛の先物売り仕掛けと現物の裁定解消売りを行ってました。1月第4週で買戻しを行いましたが、外国人の売りポジは溜まってる状況です。2月SQにかけて外国人の売り仕掛けが発生する可能性があります。裁定差し引きが多いので上値重いかもしれません。2月は下落しそう。
