僕は全力を尽くして、遥か高みの何かを掴みたかった。
何かを掴むために人生を使いたかった。
投資の勉強を始めた当初は、こういう想いが強かった。
キッカケと言えるかは分からないけど。
会社員を長く経験して来た。巨大で安定してるけど、成長しない企業。
今なら成長しない理由を解析できるけど、それはしない。
当時、僕が見えていた景色だけで充分だ。
・地味な努力や資金投入はしたくないけど、強い商品やサービスが出来ると思い込む。
・既得権益の売上のみで、市場を切り拓いた経験者が居ない。
・市場を切り拓く努力が何か分かっていない。
・何も考えず、何も決めない。
勤めていた会社では、こういう景色が見えていた。
こういう景色の中で人生の大切な時間を浪費することに怯えていた。
そんなとき、「自己プロデュース力」を読んだ。
当時の僕は驚いた。
漫才で間の数やオチのパターンを分析し、ビジネスで成功する笑い傾向を掴む。
自分に出来る漫才は何かを考えて、寿命の短いターゲットを絞った漫才を開発する。
寿命の短い漫才で勝負し、勝利者となる。
自覚していた漫才の短い寿命が来て、漫才コンビを解散する。
努力とは何か、勝負とは何か、商品やサービスとは何か、切り拓くとは何か、
成功とは何か、考えさせられた。
僕は全力を尽くして、遥か高みの何かを掴みたかった。
僕には飽くなき探求心がある。
僕には何処にでも行ける脚がある。
僕には前を向く気力がある。
僕には自分の場所を認識できる目がある。
これらで自分が何処まで行けるか知りたい。
老人になって、何処にも行けなくなる前に。
もっともっと前に進みたかった。
そう思って色んな可能性を試し、投資を選んでチャレンジし始めたんだと思う。
これがキッカケに近いと思う。
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