2025年1月5日日曜日

2024年12月を超えて

 ご無沙汰しております。

ごちゃごちゃが全くかみ合わず。来年は頑張ります。

2024年初来パフォーマンス(12月末) ー13.46%


§市況

・12月米国ISM製造業指数は48.4(予想47.6)と悪化。不況時には42以下となるのが目安。新規受注50.4(前回比+3.2)、支払価格50.3(前回比-4.5)、雇用48.1(前回比+3.7)。受注は急改善。雇用は急改善って印象。支払い価格が急低下だから、インフレが鎮静化。製造業は急速に回復するかも?って印象。経済が復活に突き進んでる?。

・12月米国ISM非製造業指数は52.1(予想55.5)と回復。不況時には42以下となるのが目安。新規受注53.7(前回比-3.7)、支払価格58.2(前回比+0.1)、雇用51.5(前回比-1.5)。インフレ再燃、受注低下。雇用が低下。単なる景気はインフレで、雇用は停滞って印象。悪化しそう、、、

・主要製造業の労組である金属労協は、春闘ベアを過去最高の1.2万円(+4%)を求める。消費者物価指数が10月まで31カ月連続で2%で、生鮮食料品を除く食料は+3.8%であるコトが理由。このため実質賃金は8月以降マイナス圏(6月に2年3か月ぶりにプラスに転じたが一時的)。対して東証プライム上場の製造業25年3月期純利益は前期比-5%と2年ぶりの減益見通し。

・半導体商社リョーサンは中国電気自動車大手IATと設立した合弁会社で、内製化が進む中国製の輸入に向けて動き出す。米国の半導体規制など複雑化する輸入手続きで強みを発揮する。

・キャリー取引が円からスイスフランに移行しつつあり、円安圧力が弱まる可能性がある。スイスはインフレ鈍化で直近3会合連続で利下げし、政策金利を1%にした。更に12月に0.5%利下げを予定している。日銀は12月に0.25%利上げの可能性があり、実施するとスイスの政策金利0.5%で同じとなる。スイスは利下げ継続意欲で、日銀は1%まで金利上昇する意図がある。今後の金利動向を考えるとキャリー取引が円からスイスフランに移行する可能性がある。

・OPECが11日に2025年の石油需要の伸びを前年比+145万バレル(11月発表時より‐9万バレル)と引き下げた。欧米は比較的に強いが、中国の建設需要が伸び悩むため。

・PC用SSDが10-12月期の大口取引価格が7-9月期に比べて10%程度安く決着した。これまで四半期ごとに10%上昇したトレンドに変化が現れている。SSD主要用途のPCが非常に悪い売れ行き。

・FOMCが18日行われ、0.25%利下げを実施。25年の利下げ回数見通しを4→2回に減少させた。タカ派姿勢と見られて、ダウー2.58%、ナスダックー3.56%、SOX-3.85%となった。

米マイクロンが18日発表した第2・四半期決算の見通しは売上高が77億―81億ドル、特殊要因を除いた1株当たり利益が1.33―1.53ドル、ともに市場予想を下回った。LSEGがアナリストらに実施した市場予想はそれぞれ89億8000万ドル、1.91ドルだった。売上高の大半のDRAMの市況が低迷。データセンターやPC、スマフォなどのDRAMは、消費需要の弱さや供給過剰の状況。CEOは「PCの買い換えサイクルがより緩やかに展開されており、われわれは今年のPC出荷量の伸びが以前の想定にやや届かず、横ばいにとどまると予想している」と述べた。

・DRAM11月大口取引がDRR4型8ギガで1.90ドルと前月比-4%。下落は3カ月連続。4ギガでも1.46ドルと3カ月連続下落。HBMの供給が安定し、中国でのPC需要が弱いため。

・日銀がまさかの金利据え置きでした。春闘を確認したいとも発言してるので、来春までは金利維持でしょう。流石に理解が出来ません。

・FRBは0.25%利下げを行ったが、今後は慎重に利下げを判断していくとの見解を示した。

・iPhone17向けA19シリーズは3nm半導体が使用される見通し。2nm半導体は2026年まで実用化が遠のく。

中国人民元が2023年以来初めて1ドル=7.3元を超えた。完全に元安誘導しており、経済状況を一変させる可能性がある。

日本の11月鉱工業生産の電子部品・デバイス工業は、

生産:前月比:ー2.2%・前年同月比: +0.5%、

出荷:前月比:+1.2%・前年同月比: ー2.2%、

在庫:前月比:ー0.8%・前年同月比: ー16.5% となった。

出荷ー在庫:前月比:+2.0%・前年同月比+14.3%と9月(+18.7%)から悪化した。3か月平均は+17.23%。在庫循環としては、在庫減・出荷減 → 在庫減・出荷減と景気下落な方向に進んでいる。特筆すべきは、在庫の減り方が減少しているので、在庫が積み上がり始めている。


§東証から感じたコト&1月の見通し

トランプ大統領が何をするか?予測不可能です。関税や減税によるインフレは2026年まで顕在化しないって説明が多いですね。それまでは金利も上昇せず、返済猶予されてる不動産融資も炎上しないでしょう。

日本市場12月はボラティリティが少ない月で、苦労しました。EPSが頭打ちですが、為替が高値維持なので日経も横這い。大きな波乱はなさそう

§東証先物+現物の売買動向

外国人の売買動向(現物+先物)は、12月第1週0.56兆買い越し、12月第2週0.63兆買い越し、12月第3週0.54兆売り越し、外国人に少し買われた月。しかし、日経平均は上昇傾向。


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