ご無沙汰しております。
ごちゃごちゃが全くかみ合わず。今年は頑張ります。
2024年初来パフォーマンス(10月末) ー10.57%
§市況
・9月米国ISM製造業指数は47.2(予想47.5)と悪化。不況時には42以下となるのが目安。新規受注46.1(前回比-1.1)、支払価格48.3(前回比-5.2)、雇用43.9(前回比-2.2)。インフレ下げ止まり、受注悪化。雇用も悪化って印象。支払い価格も悪化だから、インフレすら収まってる。製造業はどこまで悪いの?経済が不況に突き進んでる。
・8月米国ISM非製造業指数は55.5(予想51.4)と回復。不況時には42以下となるのが目安。新規受注53.4(前回比+0.6)、支払価格57.3(前回比+0.3)、雇用50.2(前回比-0.9)。インフレ再燃、受注復活。雇用が低下。単なる景気は回復傾向だが、雇用は停滞って印象。
・ASMLが15日に決算を発表した。受注高はコンセンサスの約54億ユーロの半分に満たない26億ユーロ(前四半期比53%減)にとどまり、市場を失望させた。来年の売上高の見通しについても、レンジの上限を引き下げた。
・DRAMの9月大口取引価格が、1年5カ月ぶりに下落。国内外でPCや携帯電話の需要の弱さ明らかに。中国のDRAM大手が大型投資検討との観測あり、先安観を警戒する声もある。生成AI(人工知能)向けの需要は引き続き強いものの、業界内では「潮目が変わった」との声も聞かれ始めた。
不動産調査会社の東京カンテイに寄ると9月の新築小規模戸建ての平均希望売り出し価格は、東京都が前月比3.0%安の6660万円と3カ月ぶりに下落。下落率は1年4カ月ぶりの大きさになった。東京23区は2.1%安の7621万円と5ヵ月ぶりに下落。東京都の同価格は2014年4月の調査開始以降の過去最高値圏にあるなか、高値警戒から需要の鈍りが見られる。
・日本の9月鉱工業生産の電子部品・デバイス工業は、
生産:前月比:+0.4%・前年同月比: +18.4%、
出荷:前月比:+1.8%・前年同月比: +8.3%、
在庫:前月比:+5.0%・前年同月比: ー15.3% となった。
出荷ー在庫:前月比:ー3.2%・前年同月比+23.6%と8月(+29.3%)から悪化した。3か月平均は+31.50%。在庫循環としては、在庫減・出荷減 → 在庫減・出荷減と景気下落な方向に進んでいる。
§東証から感じたコト&11月の見通し
選挙が予想外の展開になりました。自民VS立憲の政権選択か?が事前予想でしたが、国民民主党が大幅躍進しました。政策推進のためには国民民主との連携が、自民と立憲の両党に必要になりました。国民は103万円の壁を壊すと減税策を打ち出しており、大減税が日本の景気を浮揚させるかもしれません。11月11日の首班指名まで動向を注視します。一方、米国はトランプ当選を織り込んだ急騰のまま、選挙に突入。
(米国)
トランプ大統領 → 関税UP、共和党上下議会で減税。出尽くしでチョット売られる。でも、議会が民主党が上下のどちらかでも取れば減税しにくい。めっちゃ売られる。
ハリス大統領 → 増税なので、めっちゃ売られる。
(日本)
国民民主の政策が完全実現したら、減税効果で景気浮揚。日本株は上昇でしょう。
§東証先物+現物の売買動向
外国人の売買動向(現物+先物)は、10月第1週0.2098兆売り越し、10月第2週0.412兆買い越し、10月第3週0.4242兆売り越し、10月第4週0.1273兆買い越しと、外国人に少し売られた月。よくこれで日経平均の価格を維持できたなって印象です。